薬科部だより
薬科部1月研究会「インフルエンザ・肺炎の病態と診療の基本的考え方」のご案内
2014.01.25
インフルエンザ・肺炎の病態と診療の基本的考え方
日 時 2014年 1月25日(土)午後4時~6時
※4時~4時15分は共催会社による製品紹介
会 場 兵庫県保険医協会会議室(JR・阪神「元町駅」より南へ徒歩7分)
〒650-0024 神戸市中央区海岸通1-2-31神戸フコク生命海岸通ビル5階
講 師 大阪大学医学部附属病院 感染制御部 関 雅文 先生
参加費 無 料
共 催 大正富山医薬品株式会社
インフルエンザにおいては、合併する肺炎や脳炎・脳症による重症化が大きな問題である。特に、高齢化社会が進むわが国において、インフルエンザに合併する肺炎への理解と対応は重要となる。2011年の医療・介護関連肺炎(NHCAP)に関するガイドラインでも、インフルエンザと関連する肺炎の高齢者介護における重要性がクローズアップされた。
治療薬として、抗菌薬や抗インフルエンザ薬の投与の重要性は言うまでもなく、その投与には一定のコンセンサスが得られつつある。また、マクロライド系薬などの抗ウイルス作用、免疫調節作用も再び注目されており、今後さらなる検討が必要となろう。
本講演では、インフルエンザ肺炎の重症化機序を概説し、治療の基本的考え方、ワクチンを中心とした予防や新たな対応の試みを、実験データや自験例を交えながら紹介する。(関 記)
※お申し込み・お問い合わせは事務局 黒木・山田までTEL078-393-1803 E-mail: yamada-t@doc-net.or.jp