兵庫県保険医協会

2型糖尿病治療の展開
～turning symptoms into therapy ～

日　時　６月14日（土）午後４時～５時４５分
    　　　※４時～４時15分は共催会社による製品紹介
会　場　兵庫県保険医協会会議室（ＪＲ・阪神「元町駅」より南へ徒歩7分）
　　　　　〒650-0024 神戸市中央区海岸通1-2-31神戸フコク生命海岸通ビル５階
講　師　神戸大学大学院医学研究科糖尿病内分泌内科助教　坂口 一彦　先生
参加費　無 料
共　催　兵庫県保険医協会・大正富山医薬品株式会社

　糖尿病患者数は世界で増加傾向にあり、日本もその例外ではない。２型糖尿病に関して、その病態は従来は膵臓と肝臓と筋肉の協調関係の問題と捉えられていた時期もあったが、現在は病態の解明がすすみ、糖尿病を構成する役者は上記の３人ではなく、インクレチンの異常を含め、８人いるとDeFronzoらは述べている。その役者の一人が、尿細管におけるブドウ糖の再吸収の亢進という機序であり、この異常を改善する経口薬がSGLT-2阻害薬としてもうすぐ臨床で使用が可能になる。本剤は、尿糖排泄を増やすことにより高血糖を改善するという、逆転の発想ともいえるユニークな作用機序をもつ薬剤である。
　これまでに行われた臨床試験のデータなどに基づく、安全な薬剤の使用法などについて述べたい。（坂口　記）

※お申し込み・お問い合わせは事務局　楠･山田までTEL078-393-1803 E-mail: yamada-t@doc-net.or.jp