薬科部だより
薬科部8月研究会「インスリン治療『ア・ラ・カルト』」のご案内
2014.08.02
インスリン治療「ア・ラ・カルト」
日 時 2014年8月2日(土) 午後5時30分~7時
※5時30分~40分 共催会社による製品紹介
会 場 兵庫県農業会館11階大ホール(JR・阪神元町駅南へ徒歩約7分)
講 師 医療法人社団まほし会 真星病院 糖尿病センター 上田 容生 先生
参加費 無 料
共 催 アストラゼネカ株式会社・小野薬品工業株式会社
インスリン療法は、製剤や注入器の開発・普及、血糖自己測定器の進歩とそのデータの活用、さらに経口糖尿病薬との併用療法の確立など目覚ましい発展を遂げています。外来診療下で導入してもきわめて安定した血糖管理をもたらすようになり、インスリン療法はもはや特殊な治療法とはいえなくなっています。
1型糖尿病は基本的に膵β細胞の破壊によって起こり、インスリンが注射により補充されないと生存できません。一方で、内因性インスリン分泌の枯渇により経口糖尿病薬に反応せず、インスリン注射が必須となる2型糖尿病患者が激増しているという現状があります。空腹時血糖値、グリコヘモグロビン値、グリコアルブミン値、自己測定血糖値などの指標のうち何を重視するのか。いかなるインスリン製剤を用いるのか。SU薬、ビグアナイド薬、DPP-4阻害薬、SGLT2阻害薬などの経口糖尿病薬のうちいずれを併用するのか。個々の症例での見極めが重要です。インスリン療法により、良好な血糖コントロール状況を維持してこそ患者の満足感を得ることができます。
インスリン療法の実際を自験例を踏まえてご紹介します。(上田 記)
◆研究会終了後、同会場で毎年恒例の薬科部主催「みなとこうべ海上花火大会観賞会」(19:30~20:30、荒天中止)を予定しております。あわせてぜひご参加ください。
※お申し込み・お問い合わせは事務局 楠・山田までTEL078-393-1803 E-mail: yamada-t@doc-net.or.jp