薬科部だより
薬科部12月研究会「薬学的臨床推論とその取り組み」のご案内
2015.12.05
薬学的臨床推論とその取り組み
日 時 12月5日(土)午後4時~6時
会 場 兵庫県保険医協会第4会議室 (JR・阪神「元町駅」南へ徒歩7分)
〒650-0024 神戸市中央区海岸通1-2-31神戸フコク生命海岸通ビル6F
講 師 東京薬科大学 医療実務薬学教室 助教 川口 崇 先生
参加費 1,000円 (会員は無料)
臨床推論は、患者の疾病を明らかにし、解決しようとする思考過程やその内容のことです。疾患や病態の解釈から治療決定に至るまでの広い意味を持ちますが、薬剤師にとっては、患者の病態の把握や、医薬品の投与による病状の経時的変化、副作用の発見などに役立つと考えられます。
2014年に東京都病院薬剤師会は、臨床推論推進特別委員会を設置し、病院薬剤師向けの薬学的臨床推論として年5回の研修会を開始しました。総合診療医のサポートのもと、特に病歴をどのように聴く・考えるのかを掘り下げ、考え方を学ぶことに取り組んでいます。また、副作用を中心とした、医薬品に関連した問題への対応についても、臨床推論を駆使して薬剤師ができることを教育コンテンツ化しようと試みています。
本講演では、薬学的臨床推論の概論と、その取り組みを、練習用のケースも取り上げて紹介します。(川口 記)
※研究会終了後、午後6時30分から「薬科部忘年会」を開催します。ぜひあわせてご参加ください。(会場;ニューミュンヘン倶楽部 神戸大使館/会費5,500円/要事前申込み)※お申込みの先生には詳しい地図をお送りします。
※お申し込み・お問い合わせは事務局 楠・山田までTEL078-393-1803 E-mail: yamada-t@doc-net.or.jp