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薬科部12月研究会「最近の抗うつ薬と緩和医療に使用される神経障害性疼痛治療薬の薬理・適正使用」のご案内

2016.12.10

最近の抗うつ薬と緩和医療に使用される神経障害性疼痛治療薬の薬理・適正使用
 
日 時 12月10日(土)午後4時~6時
会 場 兵庫県保険医協会第1・2会議室(JR・阪神「元町駅」南へ徒歩7分)
     〒650-0024  神戸市中央区海岸通1-2-31神戸フコク生命海岸通ビル5F
講 師 近畿大学薬学部 教授  松山 賢治 先生
参加費 1,000円(会員は無料)
 
 高齢化の進展に伴い、がん患者の緩和医療が重要になってきています。がんの痛みには、①侵害性疼痛、②神経障害性疼痛がありますが、前者はがんそのものによる痛みで内臓痛などがあり、この痛みにはNSAIDsからオピオイド系(モルヒネ、フェンタニル(デュロテップパッチ)、オキシコドン(オキシコンチン))まであり、WHOラダーに従い投与されます。
 一方、神経障害性疼痛は肥大した癌による神経圧迫などによる痛み、さらには抗がん薬のオキサリプラチン(エルプラット)による冷感に対する神経過敏などがあり、この痛みはオピオイドで軽快しません。最近では三環型抗うつ薬のデュロキセチン(サインバルタ)や弱オピオイドに分類されるトラマドール(トラムセット)などが神経因障害性疼痛に使われます。
 当日は、抗うつ薬のメカニズムと緩和医療に使われる薬について、その薬理を中心に適正使用についてお話しさせていただきます。(松山 記)
 
※研究会終了後、午後6時30分から「薬科部忘年会」を開催します。併せてぜひご参加ください。
※お申し込み・お問い合わせは事務局 楠・山田までTEL078-393-1803 E-mail: yamada-t@doc-net.or.jp
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