薬科部だより
薬科部6月研究会「第二世代抗精神病薬の使い方 ~使用経験から考える~」のご案内
2017.06.17
第二世代抗精神病薬の使い方
~使用経験から考える~
日 時 6月17日(土)16時~18時
※16時より15分間は共催会社による製品紹介となります。
会 場 兵庫県保険医協会会議室(JR・阪神「元町駅」南へ徒歩7分)
講 師 東灘区・まつい心療クリニック院長 松井 律子 先生
参加費 無料
共 催 大塚製薬株式会社
うつ状態がさまざま臨床場面で見られる現在、うつ状態=うつ病などの気分障害という考え方が通用しないことも増えました。躁状態を含む病気もあれば、妄想や幻聴など精神病症状を伴う病気もあります。現在では、初診時から数か月、ときには数年の経過を診ないと正確な確定診断がつけられないケースも珍しくありません。
さらにこうしたうつ状態の基盤に広汎性発達障害や注意欠陥多動障害が隠れているケースもあります。患者本人との面接もさることながら、家族・学校の先生、職場の同僚や上司、友人など様々な人からの情報を収集し、症状に照らし合わせて鑑別診断を行い、それにしたがって薬物療法を検討していきます。
精神科医が日常診療のなかで、うつ病、躁状態を含む双極性障害、統合失調症、さらに小児の自閉性スペクトラム障害など広汎な適応を持つ第二世代抗精神病薬を処方することが増えています。その使用経験についてお話しさせていただきます。【松井 記】
※お申し込み・お問い合わせは事務局 楠・山田までTEL078-393-1803 E-mail: yamada-t@doc-net.or.jp