薬科部だより
薬科部6月研究会「発達障害と薬物療法」のご案内
2018.06.16
発達障害と薬物療法
日 時 6月16日(土)15時30分~
会 場 兵庫県保険医協会5階会議室 (JR・阪神「元町駅」南へ徒歩7分)
※神戸市中央区海岸通1-2-31神戸フコク生命海岸通ビル5F
講 師 名古屋大学医学部付属病院親と子どもの心療科 准教授 岡田 俊 先生
参加費 1,000円(協会会員は無料)
発達障害に対しては、環境調整、教育的介入、心理社会的介入とともに薬物療法が有効な治療オプションとなっている。しかし、根治的な薬物療法は存在せず、リスク・ベネフィットのバランスを考慮した治療選択が求められる。
本講演では、まず、注意欠如・多動症の病態と薬物療法の役割について、近年問題になっている小児期と成人期の連続性も含めて検討する。次いで、自閉スペクトラム症の易刺激性をはじめとする関連症状や併存障害に対する薬物療法について、特にその治療のターゲットを中心に検討する。最後にトゥレット症に対する薬物療法について述べる。
全体を通して、発達障害治療における薬物療法の位置づけとその限界を明確にしたい。【岡田 俊 記】
※お問い合わせは協会事務局(TEL 078-393-1840)まで