薬科部だより
薬科部11月研究会「最新リウマチ治療の目標とその最適化」のご案内
2018.11.17
最新リウマチ治療の目標とその最適化
日 時 11月17日(土)15時30分~
会 場 兵庫県保険医協会 5階会議室 (JR・阪神「元町駅」南へ徒歩7分)
※神戸市中央区海岸通1-2-31神戸フコク生命海岸通ビル5F
講 師 神戸大学大学院 保健学研究科 臨床免疫学教授 柱本 照 先生
共 催 ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
参加費 無料
昨今、関節リウマチ診療は「臨床的寛解」、「構造的寛解」、「機能的寛解」の達成を見据えた治療戦略を問われる時代となった。
2010年にACR/EULAR新分類基準が発表され、翌2011年には新しい寛解基準とともに治療目標達成に向けた指針 ” Treating rheumatoid arthritis to target: T to T ”が提唱された。その後、2013/2016年のEULARリコメンデーションにより、アンカードラッグ(基準薬剤)としてのメトトレキサートに加え、生物学的製剤や低分子量抗リウマチ薬の導入と変更の基準が広く示されたが、これら薬剤の選択は、依然として限られた症例経験による偏った知識のもとに試行錯誤が繰り返される現状がある。
本講演では、関節リウマチ病態形成の基礎知識を踏まえ、現在本邦で関節リウマチ治療に用いられる薬剤の特長を供覧し、薬剤選択の幅を拡大して適切な治療計画を立案できるための基礎知識を概説する。【柱本 記】
※お問い合わせは協会事務局(TEL 078-393-1840)まで