薬科部だより
薬科部4月研究会「月経周期に関わる薬剤」のご案内
2019.04.06
月経周期に関わる薬剤
日 時 2019年4月6日(土)16時30分~18時
会 場 兵庫県保険医協会5階会議室 (JR・阪神「元町駅」南へ徒歩7分)
※神戸市中央区海岸通1-2-31神戸フコク生命海岸通ビル5F
講 師 神戸市中央区・山辺レディースクリニック院長 山辺 晋吾 先生
参加費 500円(協会会員は無料)
生理的には性成熟期女性には定期的に排卵がおこる。その排卵周期に伴うホルモン変動により子宮に月経周期がある。排卵は外からは見えないが月経周期は自他覚的に現象として認識される。これらの周期は視床下部-下垂体-卵巣-子宮系の相互関係で構築されている。月経周期に関わる薬剤は、個人の状態に基づき、この系のどの部位にどのような作用を及ぼすことを目的とするのか考慮し、投与される。
子宮内膜症や子宮筋腫症例に対しては月経困難を抑制するためのものとエストロゲンレベルの低下を目的とする場合がある。挙児希望の排卵障害例や体外受精症例に対しては排卵誘発が行われる。また、避妊や更年期障害治療目的に卵巣ステロイドホルモン製剤が使われる。
今回はこれらのことについて詳説したい。【山辺 記】
※お問い合わせは協会事務局(TEL 078-393-1840)まで