薬科部だより
薬科部6月研究会「心房細動治療update ~カテーテルアブレーション時代の薬物治療の考え方~」のご案内
2019.06.29
心房細動治療update
~カテーテルアブレーション時代の薬物治療の考え方~
日 時 2019年6月29日(土)16時~18時
会 場 兵庫県保険医協会5階会議室 (JR・阪神「元町駅」南へ徒歩7分)
※神戸市中央区海岸通1-2-31神戸フコク生命海岸通ビル5F
講 師 関西労災病院 循環器内科副部長・不整脈科不整脈治療部門長 増田 正晴 先生
参加費 1,000円(協会会員は無料)
高齢化社会の進展に伴って、心房細動の罹患者数は増加の一途を辿っている。心房細動は動悸症状のほかにも、脳梗塞などの血栓塞栓症や心不全の原因となる。従来は慢性疾患として、抗凝固療法に加えて、抗不整脈薬を使った洞調律維持や心拍数管理を行いながら、症状の緩和と合併症予防を行うことが治療の中心であった。しかし10年ほど前からカテーテルアブレーション(心筋焼灼術)が徐々に普及し、心房細動が根治できる時代となっている。また今秋には左心耳閉鎖デバイスによる血栓塞栓症予防治療が本邦でも始まる。
本講演では、最新の心房細動の非薬物的治療の進歩について概観し、抗不整脈薬の位置付けの変遷、アブレーションや左心耳閉鎖デバイスによって抗凝固薬が中止できる可能性について考えてみたい。【増田 記】
※お問い合わせは協会事務局(TEL 078-393-1840)まで
※参加された薬剤師の先生に「日本薬剤師研修センター・研修受講シール(1点)」をお渡しします。
※保険医協会薬科部にお入りでない薬剤師の先生は、ぜひご入会ください(会費月額1,000円)。