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薬科部5月研究会「SDGsから熱中症を考え 体液管理と経口補水療法の活用」のご案内

2021.05.29

SDGsから熱中症を考え
体液管理と経口補水療法の活用

日 時 2021年5月29日(土) 16時~  
会 場 兵庫県保険医協会 5階会議室(JR・阪神元町駅南へ徒歩7分)  
講 師 医療福祉センターさくら 院長・兵庫医科大学 特別招聘教授 服部 益治 先生
会場定員 30人 ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため必ず事前にお申し込み下さい。
            お申し込み後のキャンセルも、ご連絡をお願いいたします。
共 催 株式会社大塚製薬工場
参加費 無料

 気象庁は2021年3月に気温平年値の統計期間を1991~2020年に更新しました。背景に地球温暖化の悪化があり、20世紀のデータが参考にならないほど気温が上昇していきていることを意味します。そして、世界的に「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」でも注目されています。
 地球温暖化に伴う代表疾患が「熱中症」です。新型コロナウイルス感染症の出現で、マスクはじめ外気(夏は熱気)の頻繁な換気が求められ「熱中症」のリスクはさらに増しています。
 ヒトは恒温動物で、気温や水温など周囲の温度に左右されることなく、自らの体温を一定に保つことができる動物ですが、別の言い方をすれば体温維持が不可欠な動物でもあります。このために体液管理がポイントとなり、周辺気温により体温が上昇し発汗対応しますが、発汗は脱水症(造語;脱塩水症)に繋がります。脱水症リスクで年齢因子は乳幼児と高齢者であり、脱水症の治療に点滴がありますが、予防から治療までを考えますと経口補水液の活用となります。熱中症はじめ嘔吐・下痢の胃腸炎の脱水症視点から経口補水療法を解説します。【服部 記】

※お問い合わせは協会事務局(TEL 078-393-1840)まで。
※研究会に参加され、氏名・薬剤師免許番号を含む受講者名簿を公益財団法人日本薬剤師研修センターへ報告することに同意される薬剤師の先生には、同センターの研修受講シール(1点)をお渡しします。
※協会会員の先生のみ「Zoom」によりオンラインで視聴いただけます。メールの件名を「5/29薬科部研究会Zoom視聴」にし、本文に①薬局・医療機関名、②お名前、③電話番号、④(日本薬剤師研修センターの研修受講シールをご希望の薬剤師の方のみ)薬剤師免許番号、を記載の上、研究会前日の正午までにkusunoki@doc-net.or.jp(事務局・楠あて)まで送信して下さい。招待メールを返信します。
※協会薬科部未入会の薬剤師の先生は、この機会に是非ご入会下さい(月額会費1,000円)。

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