薬科部だより
薬科部6月研究会「緊急避妊薬の処方と よくある質問への回答」のご案内
2021.06.26
緊急避妊薬の処方とよくある質問への回答
日 時 2021年6月26日(土) 16時~18時
会 場 兵庫県保険医協会 5階会議室(JR・阪神元町駅南へ徒歩7分)
講 師 淀川キリスト教病院 産婦人科 医長 柴田 綾子 先生
※講師は来場せずZoomによる講演となります。
会場定員 30人
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため必ず事前にお申し込み下さい。お申し込み後のキャンセルも、ご連絡をお願いいたします。
参 加 費 1,000円(会員無料)
緊急避妊薬(アフターピルとも呼ばれる)の処方は産婦人科医でなくても医師免許があれば処方でき、望まない/予期しない妊娠を予防ができます。あまり知られていませんが、日本では1年間に16万人の女性が人工妊娠中絶術を受けており、性教育を含め「望まない/予期しない妊娠の予防」は早急の課題です。
2019年にオンライン診療における緊急避妊薬の処方が正式に開始され、2020年第5次男女共同参画基本計画において「処方箋なしに緊急避妊薬を適切に利用できるよう、薬の安全性を確保しつつ、当事者の目線に加え、幅広く健康支援の視野に立って検討する」という文言が閣議決定されました(令和2年12月25日)。これから緊急避妊薬の薬局での提供についての議論が進んでいくことが期待されています。
今回は、緊急避妊薬の処方のしかた(対面診療・オンライン診療)と女性からよくある質問への回答方法など、臨床現場で出会う疑問について解説していきます。【柴田 記】
[参考文献]
1. 緊急避妊法の適正使用に関する指針 - 日本産科婦人科学会, 平成28年度改訂版
2.緊急避妊薬のオンライン診療についてのお知らせ, 日本産科婦人科学会,令和2年9月
※お問い合わせは協会事務局(TEL 078-393-1840)まで。
※研究会に参加され、氏名・薬剤師免許番号を含む受講者名簿を公益財団法人日本薬剤師研修センターへ報告することに同意される薬剤師の先生には、同センターの研修受講シール(1点)をお渡しします。
※協会会員の先生のみ「Zoom」によりオンラインで視聴いただけます。メールの件名を「6/26薬科部研究会Zoom視聴」にし、本文に①薬局・医療機関名、②お名前、③電話番号、④(日本薬剤師研修センターの研修受講シールをご希望の薬剤師の方のみ)薬剤師免許番号、を記載の上、研究会前日の正午までにkusunoki@doc-net.or.jp(事務局・楠あて)まで送信して下さい。招待メールを返信します。
※協会薬科部未入会の薬剤師の先生は、この機会に是非ご入会下さい(月額会費1,000円)。