薬科部だより
薬科部4月研究会「超高齢化社会における脂質異常症治療の最新知見」のご案内
2022.04.16
超高齢化社会における脂質異常症治療の最新知見
日 時 2022年4月16日(土)16時~
会 場 兵庫県保険医協会 5階会議室(JR・阪神元町駅南へ徒歩7分)
講 師 神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 循環器内科学分野特命教授 石田 達郎 先生
来場定員 40人 ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため必ず事前にお申し込み下さい。
お申し込み後のキャンセルも、ご連絡をお願いいたします。
参 加 費 1,000円(会員無料)
動脈硬化の予防には、血清脂質の管理が最も重要であり、スタチンを第一選択としたLDL-Cの管理が推奨されている。スタチン投与後の残余リスクとして、高トリグリセリド血症の重要性も認識されてはいるが、スタチンとフィブラートとの併用が困難なため、現実には適切に管理されていないことが多かった。肝臓由来のLDLを内因性脂質と捕らえると、食事由来の外因系脂質は多彩で、動脈硬化惹起成分も多く含まれている。とくに糖尿病患者では、外因系脂質の影響が強く、患者のリスクに応じて積極的に指導・介入する必要がある。
一方、我国では少子・超高齢化と人口減少が深刻な問題となっている。これまで高脂血症・動脈硬化に対しては主に脂質摂取制限を指導してきたが、高齢者では脂質のみならず蛋白質やミネラルの摂取量が少ないことが低栄養やフレイルの原因になることが懸念されている。したがって、脂質異常症の治療や生活習慣改善は、多職種連携を活用し、個々の患者に合わせた細かい対応をする必要がある。【石田 記】
※お問い合わせは協会事務局(TEL 078-393-1840)まで。
※保険医協会会員の先生のみ「Zoom」によりオンラインで視聴いただけます。https://onl.la/QNY6887
※協会薬科部未入会の薬剤師の先生は、この機会に是非ご入会下さい(月額会費1,000円)。
※公益財団法人日本薬剤師研修センターの単位付与に関しましては、下記注意事項をよくお読みください。
【ご来場の方】
①研究会参加前にPECSホームページよりQRコードを取得し、当日ご持参ください。
②受付時と終了時にそれぞれ会場入口の読み取り機にQRコードをかざしてください。
③遅刻・早退やQRコードを持参されなかった場合は、受講単位の交付が行われないこともございます。
【Zoom視聴の方】
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