薬科部だより
薬科部8月研究会「高血圧に対する処方 〜JSH2019を中心に効果的な降圧治療を探る〜」のご案内
2022.08.06
高血圧に対する処方
〜JSH2019を中心に効果的な降圧治療を探る〜
日 時 2022年8月6日(土)16時~
会 場 兵庫県保険医協会 5階会議室(JR・阪神元町駅南へ徒歩7分)
講 師 勝谷医院(尼崎市)院長 勝谷 友宏 先生
来場定員 40人 ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため必ず事前にお申し込み下さい。
お申し込み後のキャンセルも、ご連絡をお願いいたします。
参 加 費 500円(会員無料)
高血圧患者は4300万人、内科において最もポピュラーな疾病であり、高齢者の2人に1人は高血圧である。多種類の降圧薬が市場に出回り、医師の高血圧治療に関する満足度は100%と言われている。この一方で、降圧目標の達成度は27%とされ、満足度と乖離した現状は"Hypertension Paradox"と揶揄されている。Paradoxを解消するためには、家庭血圧測定の促進、減塩をはじめとする生活習慣修正の徹底、そして適切な降圧薬使用による降圧目標の達成が必要である。米国のSPRINT研究において厳格な降圧が脳心血管疾患の発症のみならず総死亡までを25%以上低減することが示され、全世界の降圧目標は引き下げられ、特に高齢者の心不全発症や入院を抑制する効果に優れることが示されている。
本講演では、高血圧治療ガイドライン(JSH2019)の内容を踏まえながら、高血圧の治療の現状を直視し、問題点を明らかにし、各種降圧薬の特徴と使いこなしのポイントに触れ、Paradox解消への道筋をみなさんと一緒に考えてみたい。 【勝谷 記】
※お問い合わせは協会事務局(TEL 078-393-1840)まで。
※保険医協会会員の先生のみ「Zoom」によりオンラインで視聴いただけます。https://bit.ly/3AsPaf1
※協会薬科部未入会の薬剤師の先生は、この機会に是非ご入会下さい(月額会費1,000円)。
※公益財団法人日本薬剤師研修センターの単位付与に関しましては、下記注意事項をよくお読みください。
【ご来場の方】
①研究会参加前にPECSホームページよりQRコードを取得し、当日ご持参ください。
②受付時と終了時にそれぞれ会場入口の読み取り機にQRコードをかざしてください。
③遅刻・早退やQRコードを持参されなかった場合は単位申請いたしかねますので、ご注意ください。
【Zoom視聴の方】
上記URLより氏名と薬剤師免許番号を正しくご入力いただき、申込時と同じ氏名でご視聴ください。入力違いや氏名が異なると申請できない場合がございます。