薬科部だより
薬科部12月研究会「代表的甲状腺疾患とその治療」のご案内
2022.12.03
代表的甲状腺疾患とその治療
日 時 2022年12月3日(土)16 時~
会 場 神戸元町レンタルスペースジェム 4 階 A-2 大会議室 (JR・阪神元町駅西口より南へ徒歩3分)
講 師 神戸大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌内科 講師 福岡 秀規 先生
来場定員 40 人 ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため必ず事前にお申し込み下さい。
お申し込み後のキャンセルも、ご連絡をお願いいたします。
参 加 費 1,000 円(会員無料)
甲状腺において最も多い疾患は橋本策博士により初めて記載された橋本病であると思われる。
これは人口の 10%に認めるとの報告もあり、女性に多く、年齢と共にその有病率も増加する。確定診断は生検による甲状腺濾胞細胞へのリンパ球浸潤であるが、臨床的には甲状腺自己抗体と甲
状腺エコーによる炎症象などから診断する。治療はレボチロキシン Na による補充であるが、その治療目標は下垂体ホルモンである TSH の正常化にある。しかし、超高齢者では TSH の正常値はやや上昇気味であることに注意する必要がある。また、妊娠期特
に妊娠初期には TSHを低めに調整しておく必要があり、計画的な妊娠が望まれる。
その他、本講演では甲状腺機能亢進症としてのバセドウ病、無痛性甲状腺炎、TSH 産生下垂体腫瘍について紹介し、腫瘍性疾患としての甲状腺癌とその治療について述べる。【福岡 記】
※お問い合わせは協会事務局(TEL 078-393-1840)まで。
※保険医協会会員の先生のみ「Zoom」によりオンラインで視聴いただけます。
※協会薬科部未入会の薬剤師の先生は、この機会に是非ご入会下さい(月額会費1,000円)。
※公益財団法人日本薬剤師研修センターの単位付与に関しましては、下記注意事項をよくお読みください。
【ご来場の方】
①研究会参加前にPECSホームページよりQRコードを取得し、当日ご持参ください。
②受付時と終了時にそれぞれ会場入口の読み取り機にQRコードをかざしてください。
③遅刻・早退やQRコードを持参されなかった場合は単位申請いたしかねますので、ご注意ください。
【Zoom視聴の方】
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