薬科部だより
薬科部5月研究会「イチから学ぶ腎臓食 糖尿食からいつ切り替える?」のご案内
2023.05.20
胃酸分泌抑制薬
― その選択のコツと長期連用時の注意点 ―
日 時 2023年5月20日(土)16時~18時
会 場 兵庫県保険医協会 5階会議室(JR・阪神元町駅南へ徒歩7分)
講 師 県立はりま姫路総合医療センター 院長 木下 芳一 先生
来場定員 40人 ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため必ず事前にお申し込み下さい。
お申し込み後のキャンセルも、ご連絡をお願いいたします。
参 加 費 1,000円(会員無料)
胃酸分泌抑制薬はヘリコバクター・ピロリ感染症を含む種々の酸関連疾患の治療に用いられている。さらに、逆流性食道炎の維持治療や、アスピリンあるいは非ステロイド系抗炎症薬投薬時の消化性潰瘍再発抑制の目的では長期間にわたって使用されることも多い。胃酸分泌を抑制する薬剤としてはヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)、プロトンポンプ阻害薬(PPI),カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)が頻用されている。これらの薬剤はその保険適応疾患は類似しているが、作用特性は大きく異なっており、選択にはその特性を理解しておくことが必須である。また、長期投薬に伴って種々の副作用の出現が心配されているが、その実態に関しては正確な情報は伝えられていない。そこで、本講演ではこれらの胃酸分泌抑制薬の作用特性に基づいた選択のコツと長期使用時の注意するべき副作用について解説する。【木下 記】
※お問い合わせは協会事務局(TEL 078-393-1840)まで。
※保険医協会会員の先生のみ「Zoom」によりオンラインで視聴いただけます。https://onl.bz/Mb986et
※協会薬科部未入会の薬剤師の先生は、この機会に是非ご入会下さい(月額会費1,000円)。
※今回は公益財団法人日本薬剤師研修センターの単位付与はいたしかねます。単位取得を予定されていた先生にはご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ございません。