兵庫県保険医協会

会員ページ 文字サイズ

専門部だより

税経部だより

事業税非課税、4段階税制の存続を~FAX署名にご協力ください~

2010.06.25

 協会・保団連は、7月の参議院選挙と2011年度税制改正論議に向け、①社会保険診療報酬に対する事業税の非課税措置と、②「4段階税制」といわれる、社会保険診療報酬の所得計算の特例措置(租税特別措置法26条、67条)の存続を求め、会員署名を呼びかけている。
 政府は2010年度「税制改正大綱」において、両措置の見直しを盛り込んでいた。兵庫協会は、「これまで社会保険診療報酬に係る事業税については、医業のもつ高度な公益性に照らして、長年にわたり非課税とされてきた」「『4段階税制』も、診療報酬の抑制や患者の窓口負担引き上げによる受診抑制の進行など、地域診療に専念するための重要な税制として機能している」として、ぞれぞれの存続を求める署名を6月14日より会員へいっせいFAX送信した。6月21日時点ですでに621人から協力を得ており、署名の「わたしの一言」には存続を求める切実な声が寄せられている。
 集まった署名は、国会議員や関係省庁へ提出する。

「わたしの一言」
・開業以来30年間26条を利用してきた。変えると言われたら廃院を考えざるを得ない。(垂水区)
・事業税の非課税措置、4段階税制の設置時の社会事情を考えて見れば、今何ゆえに廃止しなければならないのかという理由はない。 (芦屋市)
・現状で増税となれば多くの医療機関の運営に支障をきたすことは明らか。一層の医療崩壊が進行すると考えられる。
(垂水区)
・事業税が社会保険診療報酬にかかるとすれば、診療行為は商業ということになる。 (高砂市) 

勤務医部会だより 共済部だより 税経部だより 歯科部会だより 政策宣伝広報委員会だより 環境公害対策部だより 国際部だより 薬科部だより 保険請求Q&A 審査対策部だより 文化部だより 女性医師・歯科医師の会 融資制度のご案内 医療活動部だより