税経部だより
医院経営研究会8月例会「税務調査!慌てないために」感想文
2010.09.15
知らない税制 触れられ有益
協会は8月31日に県学校厚生会館で、岡本毅一税理士を講師に医院経営研究会「税務調査!慌てないために」を開催、17人が参加した。感想文を紹介する。
講演タイトルはやや身構えてしまうような印象もありますが、講師の先生のお話は、現政権下での税制の変更点や今後2~3年の見通しに始まり、国税庁の税務調査の方針や動向、税務調査の実際などで、特に構えて聞くような内容ではなく、逆に知らないことばかりで非常に有益で楽しく聞くことができました。 普段の診療や医院経営を真面目にオーソドックスにしている限り、特に税務調査を恐れる必要はないように感じましたが、国税庁側に立ちますと、なぜか病院・医院は税務調査の重点業種であるらしく、その点では、税務調査の実際について知ることができたのはよかったと思います。 私たち医師は、ついつい医療という専門性ばかりに目がいって、いわゆる一般社会常識から外れていくようなところがあります。このたびのお話は税制という一般社会常識に触れることができて、非常に有益でした。 医院経営をしている以上、税務調査は避けられないようですが、今後も研究会に参加して医療以外の知識・常識もフレッシュアップしていく必要があるように思いました。【垂水区 出口 賢司】