税経部だより
新規開業医研究会感想文
2010.11.15
直面する問題も気軽に質問
協会は10月17日に新規開業医研究会を開催。開業直前・直後の医師や歯科医師など10人が参加し、「役立つ情報が学べた」と好評を得た。感想文を紹介する。
内科医院を運営する父親と共に約2カ月前から診療を開始した新米開業医として、今回、保険医協会の新規開業医研究会に参加させていただきました。
ご自身の多大な努力の上に開業された先生方とは違い、すでにある程度軌道に乗ったものに乗っかる形であったこともあり、恥ずかしながら、開業医・事業を営むものとしての基礎知識に欠けている自覚がありました。
今回の研究会に参加して、医療保険制度のあらまし、医療行政との関わり、税に関わる知識、労務に関する知識を総括的に知ることができたことは、非常に良かったと思っています。
限られた時間で、広い対象について実際的な話題を交えながら、有益なお話をいただいた講師の先生方の努力には感謝しています。また、あまり聞く機会のない新規個別指導に関する要点は、指導対策というだけでなく、保険医としてやっていく上で重要な事項であり、とても参考になりました。
本研究会は、時間的な制約もあり、これだけで開業できるといったものではありませんが、少人数でもあり、参加者が直面する現実的な問題点を気軽に質問することもできます。
これから開業しようとされていて、どこから始めたらよいかわからない先生方にも有益ですし、ある程度知識のある開業前の先生方、すでに開業されている先生方の知識固め・ブラッシュアップとして役立つものと思います。
保険医協会の本企画に謝意を表すと共に、今後の活動にも期待しています。
【垂水区 高橋知三郎】