税経部だより
医院経営研究会10月例会「厳しい経営時代のパートタイマー活用術!」感想文
2010.11.15
職員が安心して働ける医院へ
協会は10月23日、医院経営研究会10月例会「厳しい経営時代のパートタイマー活用術!」を開催。社会保険労務士の桂好志郎氏を講師に、15人が参加した。参加者の感想文を紹介する。
改正パートタイム労働法、労基法、契約法等に基づく最新の情報を学び、パート職員の採用にあたってのポイントや活力ある職場づくりについて、お話を伺いました。
以前から雇用契約について、また就業規則の重要性について認識しており、労働基準局等のホームページや書籍を見ておりましたが、なかなか実態にあう契約を作成するに至りませんでした。
ところが、この研究会では何よりも医療機関対象、それも個人の診療所が直面する問題を扱ってくださり、その内容も具体的かつ的確で本当にありがたく思いました。
桂先生ご監修の、できあがったばかりの『医院経営と雇用管理2010年度版』と先生の資料を、次はテキストの何ページ、次は資料の何枚目と、めまぐるしく移動し、ついていくのに必死でしたが、本当に中身が濃く、短時間に詰め込んでいただいたので、達成感がありました。時間をオーバーしてとっていただいた質疑応答では疑問も解消され、充実した一日でした。
惜しみなく情報をお教えいただいた桂先生に感謝いたしますとともに、このような機会を与えてくださった保険医協会に厚くお礼申しあげます。
受講後、早速テキストを読み、就業規則の作成、職員への説明会、労働局への届け出、正職員とパート職員の労働条件通知書作成と、ここ1週間で本当に活用させていただきました。
「大切なことは信頼です」とおっしゃる桂先生のお言葉のように、雇用をとりまく法やいろいろな事例を知った上で、契約により医院を守るとともに、職員にとって安心して働くことができ、働きがいのある環境づくりに今後も努力をしていきたいと思います。
【三木市・職員 K・T】