税経部だより
税経個別相談感想文
2011.04.15
税務・労務 個別相談
医業に専念するために
協会では、会員からの個別相談に医業に精通した税理士や弁護士、社会保険労務士らが応じている。社労士の個別相談をご利用いただいた西川先生の感想文を紹介する。
昨年6月に開業した。病院と違い、社労士さんも税理士さんもいなくなった。
協会の『医院経営と雇用管理2007』をアレンジしてワードに入力していた。職員から「就業規則を見せてほしい」と言われ、作成義務がないと言ったが強く求められたのでプリントして手渡した。
開業時から、保険医協会の医院経営研究会に入会していた。入会の申込書に社労士さん、税理士さんとそれぞれ年2回まで相談無料と書いてあったので、作成した就業規則を見てほしいと相談した。すると、希望の曜日を聞かれ、作成した就業規則をメールで送るよう言われた。
個別相談の当日は1時間なので、先生があらかじめチェックリストを作成してくださっていた。まず、限られた時間なので質問をたくさんぶつけた。そして、恒例により読み合わせをしながら予定時刻を超過して終了した。
資料はメールで送っていただくことになった。『医院経営と雇用管理』は、昨年改訂されていた。つまり、「2010年版」と改訂されており、ちぐはぐな所があり、先生に大変なご迷惑をおかけしてしまった。
労務管理が嫌なら開業はやめた方がよいといわれている。医院経営研究会に入会され、労務・税務に強い開業医が増えることが、医師として本業に専念できると愚考している。ぜひご入会をお考えいただきたい。
【姫路市 西川 実徳】