税経部だより
医院経営研究会「本当の節税について考えよう!」感想文
2012.01.30
医院経営研究会・節税 感想文
適正経理で本当の節税を
税経部は、12月24日に協会会議室で医院経営研究会「本当の節税について考えよう!~みなさんの行っている行為は本当に節税になっていますか?」を開催。松田力税理士を講師に、36人が参加した。参加者の感想文を紹介する。
診療が終わり連休の谷間の土曜日、クリスマスで華やいだ街、元町を急いで通りぬけ、保険医協会会議室に向かいました。
節税と言えば「生命保険で節税しましょう」「投資用マンションで節税しましょう」とのお誘いの電話やファックスがありますが、これらは???であり、あまりおすすめではないようです。
では「本当の節税とは?」答え「ウルトラCはない」「税法を守った最も合理的な納税方法であり、それ以外は余計な税金を支払い損をしていることになります」。つまり、基本は適正な経理、適正な税法の選択だということです。
総論に納得し、次は各論に入りました。具体的な節税方法です。
盛りだくさんの内容で書ききれませんが、家族に支払える役員報酬の具体的な額が参考になりました。電子機器・ソフトウェア購入、教育訓練、雇用促進などの税額控除があります。小規模企業共済の活用も有効です。最後は税金を国に払うばかりではなく、国からもらうことのできる助成金の活用まで説明がありました。
各論それぞれの節税額は、それほど大きくありませんが、それが重なるとかなりの節税になります。日々の記帳をしっかりとして、税法を順守した合理的な納税を心がけたいものです。【加古川市 石見 哲朗】