兵庫県保険医協会

新規開業医研究会
労務で悩んだ点的確に説明

　協会は１月15日、協会会議室で新規開業医研究会を開催。15人が参加し、保険請求・税務・労務など新規開業で必要なポイントを学んだ。参加者の感想文を紹介する。

　家内と二人で参加させていただきました。家内に少しでもクリニック運営の基本知識を知ってもらおうと思ったのが参加の動機でした。
　全般的に中身が濃く、特に社会保険労務士さんの講義は、すばらしく充実した内容でした。私は15年間、病院の管理者を経験しましたが、“そうそう、こういうことでたびたび問題になり悩んだ”という労使関係での問題点を的確に講義していただきました。事業主のわれわれには最も大事なことですが、医師には最も苦手なことを分かりやすく説明していただき、これだけでも参加した価値がありました。
　「質問がない人は、すべて理解されたのですね」と講師の先生から言われましたが、理解はしたが実際の運用が難しい分野だと再認識しました。それだけに実践的な講義内容で大変参考になりました。
　保険診療の基礎を講義していただいた先生と税務対策の基礎を講義していただいた税理士さんにも感謝します。
　ほとんど知っていたことではありますが、おさらいになり、より深い理解が得られました。家内も分かりやすかったと喜んでおりました。いずれも日常業務に欠かせないことばかりで、忘れないうちに整理をして、今後のクリニック運営に活かしてまいりたいと考えます。
　協会の研修は充実しており、今後もぜひ参加したいと思いました。【西宮市　Ｈ・Ｙ】