税経部だより
医経研3月例会「労働時間管理」感想文
2013.04.15
医院経営研究会「労働時間管理」 感想文
社会保険労務士との協力が不可欠
税務経営部は3月23日、県学校厚生会館で医院経営研究会「ケースで学ぶ労働時間管理~職員さんの働きやすい職場づくりを目指して」を開催し、社会保険労務士の松田力氏が講演。医師・歯科医師ら38人が参加した。参加者の感想文を紹介する。
当院は従業員10人未満の歯科医院ですが、求人や給与計算、雇用に対する法律や管理法など、社会保険労務士さんを通していても把握しきれていないことが、たくさんあります。そのため、今回、県学校厚生会館で行われた「ケースで学ぶ労働時間管理」に参加してまいりました。講師の松田力先生には、具体的な事例を基に様々な法律を交えて、わかりやすく解説いただきました。
患者さんに満足いただける技術を提供するのは私たちの大事な使命ですが、そのため、中に医院の運営があり、協力してくれているスタッフと円滑な雇用関係を結ぶことは、なお重要だと思います。その中の一策として、医院でのルール設定に法的な根拠を持たせるために、社会保険労務士さんの力をお借りすることは、とても有益なことだと感じました。
当院でも2年ほど前から社会保険労務士さんと協力関係を結んでおりますが、求人や労働時間、給与、休暇など健全な経営を行うには、さまざまな問題をクリアする必要があります。
今回の講演では、これらの解決策に関して、参加者である私たちの疑問に直接回答いただけたことも多くあり、社会保険労務士さんとの関係のあり方について、これまでになかった視点が身につきました。これを機に、社会保険労務士さんとの関係を密にし、よりよい歯科医院の運営ができるように努めてまいりたいと思います。
このたびのご講演、誠にありがとうございました。今後もこのような機会があれば、ぜひとも出席したいと思っております。
【南あわじ市・歯科】