税経部だより
医経研11月例会「パソコンで決算バッチリ」感想文
2015.01.07
協会は11月22日、「パソコンで決算バッチリ」をテーマに、医院経営研究会をパソコン総合カレッジ・ノア三宮校で開催し、5人が参加した。税理士の松田正廣氏、パソコンインストラクターの花房孝英氏が講師を務めた。小松文寛先生の感想文を掲載する。
医院のIT化に向けてパソコン決算を学ぶ
夏に開催されたパソコンを使った帳簿記入に引き続き、今回は、パソコンを使った決算書の作成についての講義でした。私自身も夏の例会に参加させていただいた後、忘れないうちに自分で手を動かすべく、さっそく『やよいの青色申告』を購入してみました。ですので、私は前回の復習も兼ねて今回も参加させていただきました。
今回もお昼過ぎから4時間にわたる内容の濃い講義でした。今回はパソコンを使った決算書の作成方法についてご指導いただきました。
1年の締めくくりである決算書は、医院の経営状態の判断を行う指標であり、また銀行等の融資を行う際の判断材料としても重要なものとなります。もちろん税理士さんにお願いする方法もありますが、自分自身でも日ごろから数字で医院の経営状況を把握する習慣を身に着ける必要があります。
そして、近年ではカルテの電子化や、レセプトのオンライン化にむけて、病院でもパソコン等の機械を使わざるを得なくなりました。せっかくいい道具があるのであれば、利用しないすべはありません。わが家にも思い当たる節はありますが、病院内でカルテ入力や受付業務を行うためだけに買わされたハイスペックなパソコンをこのまま眠らせておくのはもったいないです。なんとか活用できないかと考える今日このごろです。
医院の経営効率化や患者様へのインフォームドコンセントの媒体としてのITの活用は必須になってきています。私自身もさっそく今回の講義をうけ、パソコンと毎日格闘しています。
今回もくわしくご指導くださいました税理士の松田先生、PCインストラクターの花房さん、貴重なご講演をありがとうございました。1度聴いただけでは完璧には使いこなせないと思いますので、また参加をさせていただこうと思います。
【姫路市・歯科 小松 文寛】