税経部だより
医経研10月例会「医療法人の運営と税務の留意点」感想文
2017.11.05
協会は9月30日に医院経営研究会例会「医療法人の運営と税務の留意点」を開催した。坂本税理士事務所の坂本麻生税理士が講演し、会員ら13人が参加した。納千富先生の感想文を紹介する。
将来を見据え 法人の運営を学ぶ
1994年に一人医療法人を設立して23年が過ぎましたが、設立当初から医療法人の運営や税務についての知識は全くと言って良いほどなく、勉強もしていませんでした。毎日の診療に追われ、年1回の保健所への決算届や、登記の変更届等の提出が厄介だなと感じる程度で、担当の税理士さんに任せきりでした。
現在長女が歯科大6年生となり、そろそろ継承や解散のことも考えなければいけないかと思い始めて、このたび、医院経営研究会の例会に参加させていただきました。
医療法人と個人事業の税務上の相違点、メリットやデメリット等を理解でき、また、一番気になっていた解散時の財産や、継承が可能なケースや適任者がいないケース等、いろいろ対応ができることがわかり、ひとまず安心いたしました。
もう少し継承・解散までには時間があるので、より勉強してスムーズに進めることができるようにしたいと思います。
【洲本市・歯科 納 千冨】