税経部だより
医経研4月例会「2018年のクリニックホームページ攻略法」
2018.05.25
協会は4月28日に医院経営研究会例会「2018年のクリニックホームページ攻略法~ウェブ上の医療広告規制改定のポイント~」を開催。メディキャスト株式会社の河村伸哉氏が講演し20人が参加した。伊賀文彦先生の感想文を紹介する。
集患につながるホームページとは
ウェブ上の医療広告規制の改正があることを知り、個人的に興味があったので参加しました。
まずグーグルの話から始まったが、グーグルは膨大な情報を持っており、例えばあるクリニックをグーグルで検索するとそのクリニックに来た患者さんの平均滞在時間までわかるという。つまりどれくらい混んでいるのかもすぐにわかってしまうのである。
そのグーグルの検索でいかに上位に出てくるかというのが集患にとって非常に重要であり、そのためにどのようなホームページを作ればいいのかをわかりやすく説明していただいた。例えば現在ホームページを閲覧するデバイスはスマホが7割以上であり、グーグルもスマホ用サイトの評価を主体とするよう移行していくので、スマホで見やすいホームページを作ることが重要とのことであった。またその際のレイアウトやキーワードの配置、文章の長さなど具体的なところまでアドバイスがあり非常にためになった。
後半は参加者のホームページを実際に見てアドバイスをしてくださり、皆さん真剣に話に聞き入っていたように思う。
広告ガイドラインについては「日本有数の実績」など、他の医療機関と比較して優良である旨の表記や、患者の体験談、様々な研修を受けてきたことを医師略歴で表記することが禁止されるので、訂正が必要になるホームページも少なくないのではないかと感じた。
個人的にはホームページのリニューアルも考えていたのでぜひ今回の内容を生かしていきたい。
【東灘区 伊賀 文彦】