税経部だより
「ゼロ税率」適用、消費税増税中止求める院長署名 切実な声続々
2018.06.05
「ゼロ税率」適用、消費税増税中止求める院長署名
「医療機関の負担重すぎる」切実な声続々
協会は、医療に免税取引として「ゼロ税率」を適用するとともに、消費税10%への引き上げ中止を求める院長FAX署名に取り組んでいる。5月28日現在376筆が集まっており、「これ以上の消費税負担は耐えられない」「ゼロ税率の適用を」などの声が多数寄せられている。署名に寄せられた声の一部を紹介する。
・医療機関ならびに患者さん、両者にとって新たな負担の増大が生じることのないよう、「ゼロ税率」の適用、消費税引き上げ中止を強く求めます。(明石市・医師)
・消費税3%、5%、8%は何とか凌いできましたが、もう限界です。医療に免税取引として「ゼロ税率」の適用を!(長田区・歯科医師)
・逆進性の高い消費税増税反対。なぜ医療機関が損税負担をしなければならないのか理解不能。医療機関が仕入れの際に負担した消費税で倒産の危機にある現実を知ってほしい。(赤穂郡・歯科医師)
・大企業は法人減税で、内部留保の確保ばかりしている。法人税収が少なすぎる。最高益を更新したとかいっているのにおかしい。(宝塚市・医師)
・大企業ばかりを優遇するのではなく、年金生活などの弱者や中小企業にも日の当たる細やかな政策を実行するようお願いします。(北区・医師)
・これまでのような「診療報酬で補填する」というごまかしはもう止めて、税制の中で抜本的に解決してください。(明石市・医師)
※署名は6月14日に国会に持参し、提出します。まだご協力いただけていない先生はぜひご返信をお願いします。署名用紙の再送信など、お問い合わせは、☎078―393―1805税務経営部まで