兵庫県保険医協会

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支部だより

西宮・芦屋支部

兵庫県保険医協会 西宮・芦屋支部40周年記念誌『40年の歩み』発行のお知らせ

ごあいさつ

おかげさまで兵庫県保険医協会 西宮・芦屋支部は設立から40周年を迎えることができました。
このたび40周年を記念し、支部設立からこれまでの取り組みをまとめた記念誌『40年の歩み』を発行いたしました。
支部会員の先生には別途お送りいたしますが、下記からダウンロードも可能ですので、ぜひご一読ください。
今後とも支部活動へのご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

» 西宮・芦屋支部40周年記念誌『40年の歩み』[PDF]

お知らせ

兵庫県保険医協会 西宮・芦屋支部 第44回支部総会 市民公開講演会「『10の手口』に騙されないで 世界を変えるのは、あなた自身 ~水俣病と原発災害への取り組みから見える日本~」

「10の手口」に騙されないで 世界を変えるのは、あなた自身 ~水俣病と原発災害への取り組みから見える日本~

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日 時
 2024年 10月19日(土)14時30分~
会 場 西宮市立勤労会館
    兵庫県西宮市松原町2−37(JR西宮駅から約7分、阪神西宮駅から徒歩8分)
講 師 環境ジャーナリスト、環境 NGO「グリーン・アクション」代表 アイリーン・美緒子・スミス さん

水俣病問題と東京電力福島第一原子力発電所事故の災害の教訓から私たちは何を学べるのでしょうか。

水俣病は日本の工業が起こした「最大の食中毒事件」と言われています。公式確認から68年が経つ今も、救済を求める裁判は9件が係争中です。一方、政府は法律で義務づけられている疫学調査を未だ拒み、行っていません。日本の専門家、司法、市民はいま何をしているのか。なぜ、水俣病の認定制度は半世紀も遅れた医学知識に基づいているのか。

福島原発事故の災害では、水俣病と同様、なぜ当時の子どもたちが「311子ども甲状腺がん裁判」などに先頭に立って闘わなければならないのか。まったくの地震国でありながら原発が全国に行き渡る世界唯一の国、日本ではなぜ、原発を廃止できないのか。大事故が起こった時の無数の避難元と避難先の市町の人々、医療と福祉施設、専門家たちはなぜ憂慮を示さないのか。動かない日本の謎を読み解き、様々な人々が行動を取れば、きっとできるはず。

講師 アイリーン・美緒子・スミスさん

1950年、東京生まれ。68年スタンフォード大学入学、70年中退、83年コロンビア大学で環境科学の修士号取得。71年、アメリカの報道写真家ユージン・スミスと来日、結婚。水俣病取材のため、水俣に3年間住む。75年写真集「MINAMATA」の英語版をユージンと出版。80年「水俣」日本語版を出版(三一書房)、22年に再出版(クレヴィス)(裏面)。83年以来、福井県若狭湾の原発の安全性の問題に取り組み、現在、脱原発、日本の原子力政策、プルトニウム利用問題に取り組む市民グループ「グリーン・アクション」代表。有限会社アイリーン・アーカイブ社長。環境ジャーナリスト。京都在住。

案内チラシはコチラ

※来場のお申し込みやお問い合わせは、☎078-393-1840 協会事務局 伊地知まで




西宮・芦屋支部 環境・公害対策部共催 市民学習会
「汚染水海洋投棄- 下北半島六ヶ所村再処理工場-日本の核政策」

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講師 小出 裕章 氏(元京都大学原子炉実験所助教)

福島原発の放射能汚染水の海洋投棄に、国内外から強い批判が起こり、その危険性・不当性が指摘されています。政府がなりふり構わず強行するのはなぜなのか。小出裕章氏は「福島で海洋投棄ができないと、同じくトリチウム汚染水の海洋投棄が前提の青森県・六ヶ所村の核再処理計画が頓挫し、日本の原子力政策が根底から崩壊するから」だと指摘します。

青森県・下北半島にある六ヶ所村の核燃料サイクル施設が日本の原子力政策全体とどう結びついているのか。当日は小出氏にその全貌を概観していただき、私たちが自ら考え、話し合い、地域で取り組むための気づきや素材を提供していただきます。

また、下北半島はこうした核施設とともに、日米共同の三沢基地をはじめ、沖縄と並ぶ米軍基地の危険地帯でもあります。こうしたこともあわせて、当日はみなさんとともに、日本の核政策について考えたいと思います。多くの方のご参加をお待ちしています。

2024年3月16日(土)14:30~
兵庫県保険医協会5階会議室(JR・阪神元町駅から南に徒歩8分)

定員100人(先着順)

お問い合わせ・お申し込みは協会事務局伊地知・山田まで(078-393-1840)

当日の模様はこちらからご覧いただけます

 

  

「ながらスマホ」の危険の啓発活動に取り組んでいます

西宮・芦屋支部では特に高齢者や障がい者の歩行中の身の安全、車や自転車の事故を減少させることを目的に、「ながらスマホ」(車や自転車の運転中、歩行中のスマホ操作)の危険性を啓発する運動に取り組んでおり、このたび一般市民の方に注意を喚起するポスターを作成いたしました。
30年前、喫煙はどこでもされていましたが、現在では公共施設での禁煙は当たり前になっており、そのようなことをする人がいれば違和感を抱くまでになっています。同様に近い将来「スマホの操作・閲覧は、立ち止まって行う」という新しい常識が国民に共有され、多くの国民が「ながらスマホ」に違和感を抱く世の中になることを期待しています。

以下からダウンロードできますので、趣旨にご賛同いただける方はぜひご活用ください

歩きスマホポスター
自転車スマホポスター

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第10回ファイアサイド・ディスカッション「依存症としてみる『ながらスマホ』」を開催しました。
当日の模様はこちら

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