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【声明】特定秘密保護法案の可決に怒りをこめて抗議する

2013.12.07


兵庫県保険医協会
理事長 池内 春樹


特定秘密保護法案の可決に怒りをこめて抗議する


 特定秘密保護法案が、12月6日深夜、参議院本会議で採決が強行され、自民、公明両党の賛成多数で可決・成立したことに、怒りをこめて抗議する。
 国民に知られては困る情報をひた隠しにし、国民の知る権利に応えようとする者に刑罰を与えるなどは、許されるものではなく、戦前のような暗黒社会への一里塚となるものである。
 情報公開は近代民主主義の原則であり、国民主権の基盤である。同法は憲法違反の疑いも禁じえず、稀代の悪法といわざるをえない。
 自民、公明は、このような重要法案を、国政選挙では一度も国民に信を問うことなく、数の力で強行可決したことは、民主主義を破壊する行為である。
 安倍内閣は、国民の基本的人権をふみにじる暴走・独裁政権である。我々は、法の施行を許さず、暴走政治にストップをかけるために、今後も全力をつくすことを表明するものである。

2013年12月7日


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